今月は、新里町のパーツメイトさんにおじゃましました。
代表の斎藤さんは、高校卒業後、自動車販売会社で営業のお仕事をされていま
した。その時に出会った足立区の刃型製作の会社に転職し、刃型製造の経験を積
みました。その後草加に工場を借りて斎藤刃型として独立したそうです。
靴、鞄は製品化する時に、予め型紙を作ります。量産するため、まったく同じ
サイズに革を裁断したいので刃型を起こします。型はカッターの刃のような部品
を曲げて作っていきます。革を油圧の機械で押してくり抜き、それを縫い合わせ
て製品に仕上げていきます。刃型は、靴や鞄、ネクタイの芯やぬいぐるみ等、縫
い合わせて作るものには必ず必要です。
刃型を加工していると、製品を作るために、なんでこのカットラインを作るのか
が分かるそうです。裁断やミシンがけも自分達でもやってみようと前向きに取り
組んだ結果、「刃型製作から裁断・縫製まで一つの製品が出来あがるまでの作業
行程全てが当社で扱えるようになりました」と斎藤さんは語ります。
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